『入学祝いでギフトを贈りましょう』
親戚の子供や自分の子供が、小学校、中学校、高校、大学に入学するときに入学祝いを贈る人が多いと思います。
しかし、ギフトではなく現金を贈る人が多いのではないでしょうか。
現金は相手にとっては好きなものが買えるのでいいかもしれませんが、心がこもってないようにも感じられます。
ギフトですと、自分のために選んでくれたんだと相手にも思ってもらえます。
小学校に入学するときには、鉛筆や筆箱、勉強机などを贈ると喜ばれます。
親戚の子供に贈る際には、その子供の親御さんや他の親戚と話あってかぶらないものを贈るようにしましょう。
中学校や高校に入学するときには、ちょっと高級なボールペンや、教科書を持っていくためのカバンを贈るとすぐ使ってもらえることでしょう。
大学に入学するときには時計やカバンなど、相手に好きなブランドがあればそのブランドのものを贈るのがいいでしょう。
ギフトは心がこもっているので、贈った相手にも大切にしてもらえます。
今どきの入園入学祝い
幼稚園に入園、または、小学校へ入学というような場合の入学祝いは、相手がまだ幼いからといって、軽く考えてはいけないでしょう。近頃の子供は、それぞれセンスが鋭敏であって、好みが実にハッキリとしています。自己主張が強くなっているので、贈る側としては慎重に選んだつもりでも、その子の趣味に合わなければ見向きもしてくれません。それどころか、こんな時代遅れなものをくれて、と馬鹿にされることさえあります。幼い子のために何かを贈ろうとするなら、何が欲しいかを、まず先方に尋ねるのが無難です。大抵は親に聞くのが通例ではありますが、親がどれほど子供の思っているところ考えているところを理解しているのか、多少の疑問もあるものです。やはり、本人に訊くのが一番いいでしょう。この方向をつい避けたくなるのは、相手の子供を世間知らずと想定して、突拍子もない高価なものをねだられはしないだろうかと、心配が先に立つからです。といって、予算はこれこれと告げたりしたら、内兜を見透かされるようで気が引けます。けれども、心配は御無用です。今どきの子供は世間智にたけていますから、贈り主と自分との関係をよくわきまえていて、決して無理な要求をすることはありません。それでも仮にいささか過大な物品を挙げたら、もう少し気易いところで欲しいものはないかと、第2球を求めるようにすればいいのです。子供には、もっとフランクに接するようにするべきでしょう。